思いつくまま 言の葉 [詩&ポエム]
残暑と言うにはきびし過ぎる 夏の夕暮れ
それでも見上げる空には掃いたような雲がある
台所に立つと涼しげな虫の声
夏の終わりを予感させてくれる
夏から秋に変わるのを知る時、幼かった頃を思い
また・・・・ いにしえの頃にも思いをはせる
季節は人の思いも何もかも置き去りにして永遠に流れていく
でも それがとても辛くも優しいことだと気づくことがある
友人のパソコン水彩画です
パソコンクラッシュしてました。やっと復活です。
今朝になってまた 不具合が生じました。
プロバイダーに問題ありということが判明しました。
ルータも変えていただいたので、これで完璧・・・
と思いたいところです。
ティータイム [詩&ポエム]
何の話もないけれど、時々仲良しの友人とお茶をします。
いつも、お客さんでいっぱいの喫茶店ですが、それが返って自分たちだけの
世界に入れて、とりとめもない話を気楽に楽しめるのです。
その日も、日々起きてくるさまざまなことを話していたのですが、何かのきっかけで
ペットの話になりました。猫嫌いだった私も、猫を飼う羽目になって、それ以来猫好きに
なったのですが、彼女はもっと猫が好きのようでした。そんな彼女の話がなんだか暖かくて
まさにポエムな感じだったんです。
幾つくらいの時の話なのかは聞かなかったのですが、
猫をくるんで背中に負ぶって表に出たら「まあ 誰を負ぶってるのかと思ったら猫かぁ^^」と
いわれたりね。 猫は媚びないところが好きだけど私が出先から帰ってくるとどこにいても急いで
飛び出てきたよ。 家のものが「お前の母ちゃんが帰ってきたよ」と言うくらい。 私が泣いていると
いかにも泣いちゃ駄目っていうように足元で引っかいたり泣いたりしてたんだわ、お産のときも
私を起こしにくるのよ 見ていてほしいみたいでね。「しかたないなぁ」と半天を羽織って見に行って
最初の子が生まれるまでは、その場で見てやっていると安心するみたいだった。生まれてからもね
絶対に警戒心があるから子どもは人には見せないんだけど、私にだけは、「ちょっとだけね」という
感じで見せてくれたのね。
その辺まで話を聞いて、なんかほんとに暖かいほわっとしたものを感じて、聞いている私は
それからという感じで身を乗り出してしまいました。
そして彼女がお嫁に行ったら、全身のの毛が抜けてしまって・・・・・・・・
ストレスだったんだよね。 連れて行くわけにも行かないしね。
彼女はほんとに情の深い性格なのです。動物は本能的にそれを見抜くのですね。
いつも前向きで肝の据わった彼女のそんな一面がとても好ましく、薫り高いコーヒーの
味にもまして、暖かで柔らかな気持ちになれたひと時でした。
我が家の猫のこと(キンタのこと 2005/7/21)を書いた稚拙なエッセイへのリンクです。
お時間がありましたらご覧くださるとうれしいです。
今日、出会った ちょといい詩 [詩&ポエム]
1993年1月に発行された「ぼくがここに」という
詩集に掲載されていたと言うこんな詩を発見しました。
編集者、水内喜久雄氏が
自分を見つめる時いつも読む詩があります。
「ぞうさん」や「一ねんせいになったら」
「ふしぎなポケット」などの童謡で有名な
まど・みちお さんの詩ですと添えられていました。
らくがき [詩&ポエム]
どうしようもない気持なのに
西から吹く風に乗って白い雲が
東の方へ急ぎ足で流れていく
どうしようもない気持なのに
まぶしい冬の日にキラキラと緑の屋根が宝石のよう
どうしようもない気持なのに
実を落とした南天の木も風のふくまま思うまま
どうしようもない気持なのに
縁側のシクラメンはガラス越しの光に赤さを増している
私の心を取り出してふっと風に乗せたいな
流れるままに吹くままに雲のように 宝石のように
南天のように それからシクラメンのように・・・・自由にね
コメントチェックはずしたままでした。(^^ゞ
nice!下さってありがとうございます。
改めてコメントチェック入れさせていただきました(#^.^#)